鳴瀧窯/安藤 騎虎

NARUTAKI-GAMA  / KIKO ANDO

 神奈川県横浜市生まれ。料理への興味から器に引かれるようになり、また伝統文化を継承する職にとの想いからこの道に。

2001年、備前陶芸センターに入所。修了後は橋本和哉にもとで研鑽を積む。2007年から2年連続で「茶の湯の造形展」に入選し、2008年に独立し、2010年に初窯を出す。主に制作するのは食器。シンプルさと使いやすさの中にも野趣漂うフォルムを求める。花器では、器単体でもインテリアに溶け込むような造形を心掛ける。

  今後は有機的な風合いの器肌に無機的な形を組み合わせるなど、自分にしか出せない雰囲気の作品に挑戦したいという。2014年、神戸で初個展。同年から日常使いの器に特化した工房「鳴瀧窯」を展開。

 2016年には、「LEXUS(レクサス)」が展開する「Lexus New Takumi Project 2016」で、岡山県の匠としての認定を受けた。陶印は名前の一字「虎」にちなむ。

 


「nagom」(1人用コーヒードリッパーセット )

 「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2016」に選出され制作したプロダクト。先に発表していた「Hour Glass 」を発展させ、「一人で楽しむハンドドリップコーヒー」、「ドリッパーに見えないドリッパー」をコンセプトに試作を重ね制作した。

 オリジナルのハンドネルと、アタッチメントを使う事で円錐形のペーパーフィルターにも対応している。電気窯 緋襷の「BASIC 」と、登り窯焼成による「PREMIUM 」の2ver.展開。伝産協会 伝統的工芸品公募展 2017で「若手奨励賞」受賞。


「商品名」(商品説明)