好本 敦郎

ATSUO YOSHIMOTO

 1969(昭和44)年、備前市伊部生まれ。父は日本工芸会会員で、金重陶陽賞を受賞した好本宗峯。横浜国立大学在学中は建築学を専攻するが、土の魅力にひかれて陶芸家を目指す。1995年から3年間、フランスの国立美術学校「デュペレ」へ留学、陶芸を学ぶ。2003年に帰国後、父に陶技の指導を受け作陶をスタートする。

 花器、食器、茶器などを主に手掛ける。備前焼のルーツ須恵器を紐作りやろくろ、叩き作りで作ることが多い。焼成には穴窯を使用。土味や土のにおい、柔らかさが感じられる作品を心掛けて作陶する。

 今後は土が持っている力を生かした作品を目指したいという。陶印は名前の一字から。


「まろやか珈琲」(備前玉 セラミック効果により水をまろやかにする)

 無釉焼締の備前焼の機能性を活用した商品です。セラミックの効果により、水やお酒、コーヒーなどの飲物をまろやかにする効果があるとされています。

昔から「備前焼の花瓶は水が腐りにくい。」と言われてきました。それは、備前焼のセラミック効果により液体中に含まれる不純物が備前焼の多孔質(微細な気孔)に吸着することにより、水の中の有機物が繁殖しにくくなっているからだと言われています。そんな備前焼の持つ効果を手軽に体感していただくためにつくられた珈琲豆の備前玉。インテリアとしても活用できる商品です。


「商品名」(商品説明)